【書籍紹介】「脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める」あなたの脳の活用手順はこうだ。

こんにちは いもてぃーです。
今回紹介する本は「脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める」です。
普段から何となく頭が冴えない。良いアイディアが浮かばない。集中力がないと思っている人はもしかしたらその原因はあなたの生活習慣かもしれませんよ。
この本はそんな状態を改善し、記憶力、思考力、集中力、意欲を高めるための方法が書かれています。
私も「集中したいときに思うように集中できない」と感じておりこの本を手に取ってみました。
とても参考になる内容だったのでシェアしていきたいと思います。

なぜあなたの頭は冴えないのか。

最近あなたは何となく頭が冴えないなと感じたことはないでしょうか?
何か考えようとしても思考がすぐに切れてしまう。
良いアイディアを思いつかない。
集中できずすぐにパソコンやスマホで関係のないサイトを見てしまうなど悩んでいませんか?
この本ではそういう状態を自ら改善する方法が紹介されています。
記憶力や集中力、アイディアの発想力などを上げるための手引き書とも言えます。
決して裏技的な方法ではなく、正攻法の内容です。

裏技ではなく正攻法の内容

この本で紹介されている方法は「一回限りのカンフル剤」のようなものではありません。
少しだけ意識して日々の生活に取り入れるとジワジワ効いいてくる的なものです。
多くの人々は生活の中で自然に脳の力を弱めてしまっています。
そしてその自覚もなく、さらに悪い方へ進んでいる場合もあります。
そんな状態を軌道修正するために脳にとって良い生活習慣を身につけていこうということです。
特別なトレーニングなど必要ではありません。
あなたの生活で欠けているごく基本的なことを意識すればいいのです。
経済的にも負担がなく、時間も取られません。
脳に良いだけでなく、人生も豊かになることでしょう。

この本でどんな習慣が身につくのか

この本で紹介されている習慣は以下のとおりです。
・脳を安定して動かして集中力や頭の回転を速くする習慣
・行動力や自分をコントロールする力を上げるため前頭葉を鍛える習慣
・情報を頭に入れる、記憶力を高める習慣
・コミュニケーション能力を鍛えるための習慣
・意欲を高めるための習慣
・ひらめきが生まれやすくなる習慣
個人的には最初のところがとても参考になりました。
というわけで本文を引用しながら紹介していきたいと思います。

頭を動かすには時間の制約が必要

脳の基本回転数を上げるには時間の制約が必要です。距離と時間から速さを算出する式がありますがそれに例えて言えば距離は仕事の量や問題の量です。いつまでにこれだけの仕事をしなければならない何この問題を解かねばならないという状況が与えられていないと速さである脳の基本回転数は上がりません
これを逆に考えてはだめです。一定の基本回転数が先にあり時間をかければそれだけの距離が出せる(多くの仕事ができる)わけではないということです
いきなりポイントに入りますが、頭を回転させるには時間を区切ってこの時間内にこれだけのことをやらないといけないという状況が必要です。
テストを受けているような状態です。
時間内にこれだけの問題を解かないといけないというシチュエーションにすると脳の回転数が上がります。
そして脳の回転数が上がるとその状態がしばらく続きます。
脳を高回転させて仕事をしたいときは脳のこの性質を利用すればいいのです。
まずは脳に準備運動をさせて基本回転数が上がりやすい状態を作っておく
次に時間の制約がある中で仕事をし、集中力(頭の回転の速さ)を高めます
この時間の制約というのは長くても2時間が限度でしょう
それ以上長くすると時間と仕事の量の関係が意識しづらくなってしまいます。それでは緊張感が生まれません
ここでいう脳の準備運動とは足、手、口を意識して動かす行為です。
例えば、散歩などの軽い運動や部屋の片付け、ガーデニング、料理もいいでしょう。
音読を10分以上行うのも効果があります。
これらをやることによって脳の回転数が上がりやすい状態を作り出すことができます。
そしてその上で時間の制約を設定して仕事を始めるのです。
すると脳の回転数が上がって効率的に仕事をこなすことができます。
時間の制約がある「試験を受けている状態」が終わったらすぐに休むのではなく基本回転数が上がっている状態を利用しましょう
それまで行っていた作業を見直して改善を加えてもいいですし、面倒な雑用をこの時間に片付けておくのもいいと思います
時間の制約がない中でそういう仕事をしているとだんだん基本回転数が落ち、また脳が疲れてくるので休憩をはさみましょう
脳に休養を与えたら再びウォーミングアップ、試験を受けている状態で 基本回転数が落ちるまで仕事を繰り返します
区切られた時間の中で仕事が片付いたら、脳の回転数が上がった状態なので休みを取らずにこの状態を利用しましょう。
せっかく脳の回転数が上がっているのですから、何か作業をしましょう。
具体的には、今までやっていた作業の見直しややらないといけないけど面倒で手をつけられずにいた雑用などを片付けてしまいましょう。
脳の回転数が上がっているので比較的簡単に作業に着手でき終わらせることができるはずです。
脳が疲れて回転数が落ちてきたなと感じたら休憩しましょう。
しばらく脳を休ませたら再び脳の準備運動から始めてこのサイクルを繰り返します。
律儀で努力家の人ほど1日24時間が仕事の時間と考えがちですがこれは脳の性質から考えて決して効率的な働き方ではありません
同じ一生懸命に仕事をするのでも試験を受けている状態を1日に何回作るかという方向に考えを切り替えていかないといつまでも脳をうまく使えるようにはならないと思います
時間を区切らずにひたすら作業するというのは効率的ではありません。
1日24時間ずっと脳を高回転させることは脳の性質上うまいやり方とは言えません。

あなたの脳の活用の手順

起きてすぐ仕事に入ろうとすると効率が悪いので朝のうちに脳のウォーミングアップをしましょう。朝食をしっかりと食べまして口を意識して大まかに動かして行く。
脳の中央に血液を巡らせし思考系が活発に働きやすい状況を作ったら短時間で集中して仕事をする時間帯を作りましょう。 脳の基本回転数が跳ね上がります。
一度上げた基本回転数を無駄なことをして落とすのではなく、なかなか手をつけられずにいた面倒な仕事などを勢いよく片付けることに利用すると効率的です。
そのうちに脳が疲れてくるので休息をはさみます。 お昼ご飯を食べ脳に栄養と疲労回復のための時間を与えましょう
お昼休み明けには胃に集まりがちな血液を脳に巡らせるため再びウォーミングアップ。それから基本回転数を上げる仕事をし、その余力を利用して雑用などを進ませるというのが理想的だと考えられます
午前中から昼食、そして午後にかけての脳の回転数の上がり下がりとそれに対応する作業の種類についてのまとめのような部分の引用です。
実践するのにとても参考になります。
基本の流れは次のようになります。
まず、散歩や部屋の片付けなどを行い脳のウォーミングアップをします。料理やガーデニング、音読などを行うのもいいでしょう。これによって脳の回転数が上がりやすい状態にします。
脳の回転数が上がりやすい状態になったところでメインの作業に入ります。このメイン作業は時間を区切って行います。タイムリミットを設定することで脳の回転数が上がり効果的に作業できます。タイムリミットは長くて2時間が限度です。
メインの作業が終わった後も脳は回転しているので、この状況を利用して今やった作業の見直しやなかなか手をつけられずにいる雑用を片付けてしまいます。脳が回転しているうちはもったいないので休まずにこれらの作業にあてましょう。
次第に脳が疲れてきて回転数が下がってきます。そうしたら休憩をとりましょう。
しばらく休憩したらまた脳のウォーミングアップから始めてこの一連のサイクルを繰り返します。

まとめ 脳の活用手順

脳の活用の手順を簡単にまとめるとこのようになります。
① ウォーミングアップで脳の回転数が上がりやすい状態にする
  (散歩、片付け、料理、ガーデニング、音読など)
② 時間を区切って作業する。脳の回転数が上がる
  (これがメインの作業。最長2あ時間)
③ 時間の終了後、脳が回転してるうちに別の作業を行う
  (作業の見直しや手をつけられずにいる雑用など)
④ 脳が疲れて回転数が落ちてきたら休憩する
  その後①に戻って繰り返す。
いかがでしょうか。頭を使ってやらなくてはいけない作業があるのになかなか集中することができないとか、始められないといったことで悩んでいるかたはこのやり方を試してみてはどうでしょうか。
私もこのやり方をブログ記事を書くときに使ってみようと思っています。
時間を区切ってやる作業がブログ記事の執筆で、脳のウォーミングアップが生活に関する雑用、そして脳が回転しているうちにやる作業が調べものや資料の整理といった振り分けで試してみようと考えています。
試した結果どうだったかは後日報告したいと思います。
では

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