さて、今回から本格的に歯の治療が始まりました。前の日の夜は痛い思いをするのではないかと考えて、とても憂鬱な気分になりました。20年以上も前に歯茎を切って親知らずを抜くということをやったため口の中が腫れてしまい、さらに縫ったところが痛くて食事もできない有様でした。その嫌な記憶が蘇ってしまい、すっかり憂鬱になってしまいました。それでもなんとか予約の時間に歯医者に行きました。偉いな〜私は。
治療に入る前に、先生が今回の治療について説明をしてくださいました。上の前歯の根っこのところが膿んでしまっているうえ、虫歯にもなっているので、虫歯の部分を削って中を消毒するという治療を行います。中を消毒してしまえば、自然に膿んでいる部分も良くなっていくだろうということでした。私は今差してある歯を抜いて、そして中を消毒するのだと思っていましたが、先生がおっしゃるには歯は少し削るだけで良いそうです。あー良かった。
というわけで早速治療が始まりました。まずは麻酔を打ちます。とても細い針を歯茎にさして麻酔をします。少しチクッとする程度でさほど痛くはありませんでした。しばらくしたら上唇がしびれて感覚がなくなりました。麻酔が効いてきたということですね。先生が早速歯を削り始めましたチュイーンという音が聞こえます。歯を削っている感覚だけがありますが、痛みは全くありません。あっという間に削る作業が終わり、中を消毒します。消毒が終わったら今度は歯に開けた穴を一時的に埋めて今日の治療は終了となりました。あっという間に終わりました。次の通院は2週間後の予定です。そこで歯の根元の膿んだ部分が良くなっていればいいのですが。さてどうなるでしょうか。
前回は歯のレントゲンを撮って状態を確認するということと、歯石を取ることをやったので1時間ぐらいかかってしまいましたが、今日は治療だけだったので30分で終わりました。しかも麻酔をしての治療だったので、全く痛くありませんでした。前回歯石を取った時の方がはるかに痛かったです。今回の方が痛い思いをするのではないかと恐れていただけに、なんだか肩透かしにあったような感じです。案ずるより産むが易しとはまさにこのことです。次の通院は2週間後ということで、前歯の根元のうんだ部分が回復しているといいんだけどなあ。仮に回復していなかった場合は、歯茎を切開する可能性もあると先生がおっしゃっていたので、その状況は避けたいと願うばかりです。
では次回につづく