年金は破綻しない!?、20代の人におすすめの保険は就業不能保険。お金について将来に不安なら必読の一冊。

こんにちは、いもてぃーです。

突然ですがあなたは将来のお金のことについて不安になることはありませんか?

例えば年金はちゃんと支給されるのか? 破綻したりしないのか?
どんな保険に入ればいいのか? 今入っている保険でいいのか?
老後のためにどのくらいの蓄えがあれば安心できるのか? などなど…

考えれば考えるほど将来に光が見えなくなってしまいます。
そうすると現在も暗くなってしまいます。

そんなときに必読の一冊があるので紹介したいと思います。

「働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義」

著者の出口治明さんは1972年に日本生命に入社され、その後ライフネット生命を立ち上げたかたです。
長年にわたりお金や保険に携わってこられた出口さんが若者のお金に対する不安や疑問について回答していくという形式で書かれた本です。

私は若者ではありませんがかなり勉強になりました。
漠然と不安に思っていた年金、保険、マイホーム、投資、相続、貯蓄などについてそれぞれ考え方が示されています。

将来への不安は無知からくるもの、そして自分の考え方、スタンスが決まらないからくるもの。
この本一冊よむだけで知識と考え方を学ぶことができました。
今まで考えないようにしていた将来のお金に関することに向きあうことができるようになりました。

50年後、年金制度は機能しているか。

はたして50年後、年金制度は機能しているのでしょうか。
詳しい説明は本書に譲るとして著者は日本国債がデフォルトを起こさない限り大丈夫だと言っています。

年金の支給開始年齢や支給額は変更されるかもしれませんが年金制度自体は存続しているということだと私は解釈しました。
やはり年金は払っておくべきなのでしょうか。
本書にはそういった疑問にもひとつの答えが示してあります。

どんな保険に入るのが得なのか。

保険は一度入ると毎月保険料を払いつづけなくてはなりません。
そこで気になるのはどんな保険に入るのが得なのかということです。

やはり貯蓄型のほうがお金も貯められるしなんだか得するような気がします。
お金が戻ってこない「掛け捨て」は何だか損するような感じです。

20代の若い人たち(とくに独身の人)におすすめの保険として「就業不能保険」を著者は挙げています。
「就業不能保険」は日本ではあまり耳にしませんがアメリカやドイツでは一般的な保険とのこと。
病気やケガで働けなくなったときに生活費を保証してくれます。

日本では死亡保険や医療保険が中心ですがこういった保険があることを知っておくと選択肢が広がります。

老後のために必要な金額はいくら。

定年退職したあと、収入がなくなったときのためにいくら貯めておけばいいのでしょうか。
いろんなところで様々な数字が出ています。

しかし本当に問題なのは老後にいくら必要かではなく、自分は何歳まで生きるかということです。
何歳まで生きるかによって老後に必要な金額が変わってきます。
当たり前のことですが早く亡くなってしまう人より長生きする人のほうかお金がたくさん必要になります。
ところが誰だって自分は何歳まで生きるかわからないのですから老後に必要な金額も計算しようがありません。

これに対する著者の解決法は「退職しても定期的にお金が入ってくるようにする」です。
定年で退職した後でどうやって収入を得るのか著者の考えが語られています。

まとめ:将来へのお金の不安

年金、保険、マイホーム、投資、相続、老後、介護…
将来への不安を考えるときりがありません。
しかもすべてお金絡みです。

「働く君に伝えたい「お金」の教養 人生を変える5つの特別講義」はこれらさまざまな不安を知識と考え方でなくしていこうという内容です。
対象が20代の人たちということで説明や表現もやさしくて理解しやすいように書かれています。

恥ずかしながら若者ではない私もお金にかかわるいろいろなことと向き合っていける気がしてきました。
若いかたもそうでないかたも将来のお金のことで不安があるかたは是非ご一読ください。

ではまた

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